画像出典:「3年A組−今から皆さんは人質です−」公式サイト
第6話以降のネタバレ、考察記事です。
第6話では
- 水越涼音(福原遥)の悲しい過去
- 坪井勝先生(神尾佑)との確執
- 両者のすれ違いの悲劇
が主なテーマになります。
感想でも軽く触れましたが、坪井先生のやり方にはかなり問題がありました。
第6話簡単なあらすじ
- 柊一颯(菅田将暉)は「教師に対して名乗り出るように、しなければ教室を爆破する」と告げる
- 柊と文香の父親である:相楽孝彦(矢島健一)との関係が明らかに
- 水越涼音(福原遥)の過去と坪井勝先生(神尾佑)との確執とすれ違い
- 同じ過ちを繰り返す水越に対する柊の魂の授業
- 真犯人である教師の告発
が第6話の簡単な流れです。
確執とすれ違いの悲劇
- 水越は「練習をサボり、中尾と会っていた」という理由で坪井に水泳部をクビにされる
- 水越は病院に送ってもらっただけだったが、坪井は一切聞かない
- その上で他の部員(景山も含む)の前で中尾との写真をばら撒いてクビする
- 水越は復讐として「坪井に受けたことを告発するとともに、フェイク動画の犯人である疑いを向ける」動画をネットにあげる
- 実は水越の心臓は非常に危険な状態で、水泳を続ければ命を落としかねなかった
- 坪井は真相を話しても説得できないと考え、憎まれ役になることを決めた
- 柊は動画がネット上がる前に止めていたが、同じ過ちをする水越に授業をする
といった流れでした。
坪井勝先生(神尾佑)の問題点
真実を告げなかった
水越が水泳に懸命になっていたから「諦めさせることはできない」と考え、中尾との関係を理由にクビにしました。
しかし、あくまでも
- 「激しい運動はできない」
だったので競泳が不可能でも水泳を続ける道はあったはずでした。
結果、坪井は水越から大好きだった水泳を奪ってしまいます。
しかも命に関わる可能性があることでした。
理不尽なクビ理由
- 本当は病院に行っていたのにサボって男と会っていたことにする
- たった1日でクビ
→水越は普段、中尾との関係を理由に練習の手を抜くことは無かった - 一切水越の話を聞かないことにする
と理不尽なパワハラそのものでした。
他の部員に伝えた
上記の理由はを本人だけに告げるのでは無く、
景山も含むほかの部員全員の前で行い、結果、
- 「水越がサボった」という誤った認識
- 他の部員への見せしめのような形
となりました。
また、坪井は普段からスパルタで他の部員は意見を言えないようでした。
結局配慮が足りない
ここが最大の問題点です。
柊が立て篭もり事件を通じて生徒達に訴えていた
- 自分の行動で何が起きるか
- 他人が傷つくかもしれない、相手は何を思うか
- 表面を見るだけではそれらのことを深く考えろ
という配慮が坪井はできていませんでした。
結果、水越を深く傷つけ、追い詰めてしまいました。
また、やり方が分からないなら担任であった柊(この時そうだったかは忘れましたが)に相談するべきではなかったのでしょうか?
水越が同じ過ちをしたのは問題ですが、柊(が泳がしたうえで)にここまでキレられるのは可哀想過ぎる気がしました。
坪井は謝罪をしましたがここに関する言及が一切無いまま話が進んでしまったので、正直違和感が残る展開となりました。
コメント
コメントはありません。