画像出典:「3年A組−今から皆さんは人質です−」公式サイト
柊一颯(菅田将暉)が立て篭もり事件を起こすというこの冬話題のドラマ
- 3年A組−今から皆さんは人質です−
がついに完結し、柊の最後の授業が行われました。
今回の記事では柊の3つの目的、景山の死の真相、この物語で本当に伝えたいことは等をまとめました。
柊の3つの目的
1つ目
- 武智大和が犯した罪の重さを自覚させ、償わせること
武智は景山フェイク動画以前にも柊の恋人である文香のフェイク動画もベルムズに依頼しており、結果、彼女は精神を病んでしまいました。
柊は武智に近づくために魁皇高校にやって来ましたが、持病のすい臓がんが再発、療養しているうちに景山フェイク動画が出回ってしまいました。
そして、柊は第7話での直接対決の後「武智が景山を亡き者にした犯人」と匂わせる動画を拡散します。
その結果、武智は「全ての人間が自分を疑っている」という幻覚を見るようになり、
景山とまったく同じ苦しみを味わうことになります。
2つ目
- 景山の死の真相に関わる最も大きい理由
詳しくは最後に行います。
3つ目
- 景山のフェイク動画に深く関わった生徒
- 表面だけの情報で景山を傷つけていたこと
などの生徒の過ちを認めさせ、
- 言葉が人を深く傷つけるかもしれないこと
- 物事を深く考えること
などができる大人に成長してもらうことでした。
景山を亡き者にした者は….
景山が自ら命を絶った本当の原因はネットで無数の中傷を浴びせられたことでした。
そして、
- 全員が自分を責めているという幻聴
- 全員が思っているわけではないと分かっていてもそれができない自分自身
に苦しんでいました。
茅野の真実
茅野は景山が死亡した日に会って説得をしていました。
が、
景山はその説得ですら聞き入れないほど追い詰められており、茅野の目の前で飛び降ります。
茅野は手を掴みますが、
- 「楽になりたい」
と景山に言われ、
その手を離してしまいずっと後悔していました。
立て篭もり1日目に柊に全てを打ち明け、
- 「この事件を最後まで見届けろ」
と諭されます。
柊が本当に伝えたいことは
2つ目の目的に戻ります。
最終日柊はネットに生中継し目的を話し始めます。
立て篭もり事件を起こし、ネットに情報を流すと
- 1日目:エンタメを見るかのように集まり大騒ぎする
- 2日目~5日目:生徒を始末した(と思わせた)と思うと一斉にバッシング
- 6日目:それは嘘だとわかり、目的があると分かるとヒーロー扱い
- 7日目:武智に疑いを向けると一斉にあら捜し、そして、嘘の証拠に引っかかる
- 8日目:武智を完全に犯人扱いしバッシング
- 9日目:それが本当は柊だと分かると熱い手のひら返し
- 最終日:全ての種明かしをすると責任転換
とネットは情報にどんどん踊らされ、流されるまま意見を変えました。
そして、それによって景山は傷つき追い詰められたと訴えます。
柊の本当の目的はネットで無責任に振舞うものたち炙りだす事でした。
この状況でも責任転換をしつづけるネット民に柊は激怒、ネット民はさらにバッシングを繰り返します。
それでもめげずに柊は
- ネットは楽に人と繋がれるが言葉は人を追い詰めることがある
- それが分からないほどバカではないはず
- 1人でも変わってくれるものがいることを願う
としネット中継は終わります。
柊の最後
茅野たちが屋上に来ると柊は眼鏡を外し飛び降ります。
そして、茅野は手を掴みますが柊は
- 「死なせて欲しい、怖くは無い」
と頼みます。
茅野記憶に景山の最後が重なり、
茅野は本当は離していなく、景山のほうが離していたことを思い出します。
その後、他の生徒達も駆けつけ柊は無事に引き上げられ「眼鏡をとったときは本心ではない」ことが明かされます。
こうして、
- 柊は死ぬのは怖い = 景山も本当は同じだった
と知った茅野の心は救われることになります。
最後に柊は刑事である郡司に連行され彼の授業は幕を閉じます。
物語の最後
ある日、とある人物がネットに誹謗中傷を書き込もうとしていました。
が、
思いとどまり消したところで「3年A組」の物語は終幕するのでした。
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