金田一37歳の事件簿京都美人華道家殺人事件第9話「偽りの遺書」のネタバレ・推理記事です。
仕事で京都の京極家を訪れた金田一とまりん。
だが、双子姉妹の桜子・薫子、さらに家元の巌流までが殺害される。巌流の遺書の不自然さに気づいた金田一。
「ジッチャンの名にかけて」失われた3つの命が名探偵の孫の闘志にに火をつける!!
目次
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第9話ネタバレ
4つの紫の花の花言葉
巌流の殺害現場には4つの紫の花が残されていた。
まりんによると
- スカビサオ「私は全てを失った」
- アリウム「無限の悲しみ」
- 紫ヒヤシンス「許してください」
- シオン「さようなら」または「死」
という花言葉があるという。
リベンジポルノの真実
駆けつけた警察と関係者に桜子のリベンジポルノと大人のホテルの画像を見せる金田一とまりん。
2つは同じ部屋であり、この日桜子は北海道に行っていたことが確認されている。
つまり、リベンジポルノに写っていたのは薫子のほうだったのだ。
金田一「このリベンジポルノは婚約した薫子さんへのリベンジだったでしょう。」
遺書
それだと桜子が自殺する理由がなくなってしまう。
- 4つの花言葉
- 「汚れた花は首を切る」というしきたり
- リベンジポルノの真実
から
- 巌流が初めは桜子がリベンジポルノを取られて名家の名を汚したと思い殺害
- リベンジポルノの真実に気づき薫子をしきたりに見立てて殺害
- 桜子を殺してしまったことを苦にして自殺
と警察は推理する。
だが、金田一は違和感があった。
不自然な点
巌流は元は陶芸家で先代(双子姉妹の父親)がなくなった為あとを継いだ。
一乗寺によると「巌流はしきたりについてそこまで深く読み込んでいない」のだという。
金田一「そんな人物に秘伝書にある言葉のとおりに汚れし花の首を落としてさらに花言葉で遺書を潰すようなある意味で粋な真似をするもんでしょうかね」
さらに、金田一の提案で保管庫の指紋を調べてみると巌流の指紋は検出されなかった。
金田一「自殺する人が手袋をするとは到底思えない、つまり何者かが自殺に見せかけるために花をもし出したってことだ」、「だとしたら桜子さんと薫子さんを彼が殺したいと言う考えも根底から覆ります」
ジッチャンの名にかけて
- 浪風・六波羅:なにやらヒソヒソ話(内容は不明)
- 黒樹:一乗寺の指示で保管庫の温度調整
- 一乗寺:植木鉢を運ぶ
- 辻森・鶴羽:何か打ち合わせ(内容は不明)
それぞれの作業をする京極家の面々。それをみた金田一は何かに気づく。
金田一「正しければ犯人が薫子さんの首を狩った理由もそこにある!」
さらに巌流が殺される前に「サイコ」とつぶやいていたことを思い出す。
その時上司である内神田から電話が掛かり「イベントは中止、明日の朝イチで戻って来い」と指示がでる。
だが、
金田一「でもこのままじゃ終われねーよなやっぱ、今のオレにできる限りのことをしなきゃ」
名探偵と言われたジッチャンの名にかけてーー
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第9話ポイント
リベンジポルノの矛盾点
リベンジポルノは薫子のもので間違いないでしょう。
ただそうなると京都に北海道のローカルニュースが流れるはずがありません。
金田一の気づいたこと
真犯人は薫子に右腕を噛まれました。
ここまでの各人物の右腕に注目すると1人だけある違和感があります。
これが真犯人の手がかりになりそうです。
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第9話時点での推理
リベンジポルノの真の意味
ローカルニュースは捏造したものになりますが、薫子の営み相手が行うメリットがありません。
となると薫子が桜子を陥れるために行ったことになりそうです。
さらに桜子を自殺に見せかけて殺害したのかもしれません。
真犯人はこの人?
- 第5話:ハエ叩きを右腕に構える
- 第6話:薫子の遺体を発見したあと右腕で電話をかける
その時、第5話では無かった黒いリストバンドのようなものをつけている - 第9話:右腕で保管庫の温度調整をしている時には黒いリストバンドが消えている
と弟弟子・黒樹左京に違和感があります。
薫子に噛まれた怪我を治療していた可能性が高いです。
左京が桜子を殺害した薫子を殺害、さらに怪我に気づかれそうになったので巌流も殺害した。
これがこの事件の構造とします。
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コメント
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承認制のためコメントの反映が遅れました。
申し訳ございませんが手元で確認できない状況です。
by HarrySub 2019年6月25日 10:34 AM