金田一37歳の事件簿京都美人華道家殺人事件第7話「京極家の内情」のネタバレ・推理記事です。
仕事で京都の名家「京極家」を訪れた金田一とまりんは双子の姉妹が殺害されるという恐ろしい事件に巻き込まれる。
そして、監視カメラから京極家の内部の犯行であることは明白だった。
双子姉妹や巖流の京極家の内情が明るみになる中、第三の事件が起きようとしていた……!!
目次
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第7話ネタバレ
犯人はこの中にいる!!
京都府警刑事山科から「屋敷の監視カメラには外部からの侵入者はいなかった」告げられる。
つまり、姉妹を殺害した真犯人は京極家の内部にいるのだ。
- 「ええかげんにせいなんでわしらが犯人扱いされないとあかんのや、不愉快やさがらせてもらう」
と家元の京極巖流はブチギレて出て行ってしまうのだった。
赤池のしきたり
双子の母・鶴羽から薫子の様子を聞く中で「赤池のしきたり」が語られる。
汚れたり傷んだ花はしっかりと茎から花を切り離したうえで茎はそのまま捨て、花は土に埋めるのだという。
まりんは「見立て殺人じゃないか?」と騒ぐが金田一に牽制される。
京極家の内情まとめ
- 双子の母・鶴羽「桜子は巖流に反発していた。」、「薫子も綺麗な花まで捨てていたことがありストレスが溜まっていたようだった。」
- 番頭・六波羅「巖流には多額の借金があり、先代の青流の遺産を継いだ双子がいなくなればそれを好きにできる立場だった。」、「姪といっても実は微妙に血の繋がりがない。」
- 兄弟子・一乗寺「巖流は酒癖が悪く、桜子に言い寄ったことがあった。」
- 弟弟子・黒樹「先代の青流は桜子のことを後継者として考えており、二人の仲に影を落としていた。」
→第5話でも浪風が「二人の関係は冷え切っていた」と言っていた。 - 板前・辻森「巖流が酔った勢いで包丁を持って暴れたこともあった。」
- 仲居・浪風「巖流に寝込みを襲われそうになった。」
→鶴羽が来たため事なきを得た。
と京極家の内情はかなりギスギスしていた様子。
- 犯人「都合のいい方向に話が進んでいっているこれなら…..!」
薫子の首の行方は?
薫子の首はまだ見つかっていなかった。
そして、は刑事と
- 「首を花に見立てたなら土に埋めたのではないか?」
- 「監視カメラに映っていないのなら枯山水に埋めたのでは?」
と話す。
- 犯人「ますます好都合だならば急がねば」
第三の事件の幕開け….!
部屋で酒を飲んで泥酔している巖流。
そこに何者かが侵入し、巖流の首筋に鉈を添えるのであった…..!!
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第7話ポイント
赤池流見立て殺人!?
- 花=首
- 茎=胴体
と赤池のしきたりに見立てて犯人は巖流を殺害する様子です。
(殺害の動機は第6話で推理したので今回は省略します。)
第8話で巖流の首無し死体と枯山水で首が発見されそうです。
薫子の首はどこに?
金田一は現時点で薫子の首は枯山水に隠されていると考えています。
が、
犯人は薫子に噛み付かれており首は言い逃れができなくなる証拠です。
犯人の「(枯山水を調べられるのは)ますます好都合だならば急がねば」と矛盾しているので薫子の首は枯山水には無いと考えられます。
金田一37歳京都美人華道家殺人事件 第7話時点での推理
首の隠し場所はどこ?
薫子の首の行方を考えるには第6話までの描写を遡る必要がありそうです。
結論を先に言うと
巖流の部屋にあった逆さ富士の壺に薫子の首は隠されていると考えられます。
- 雁流の部屋の壺:逆さ富士
- 薫子の遺体があった部屋の壺:富士山
と壺は対になっており「富士山の壺」を逆さにすると「逆さ富士の壺」になりそうです。
壺ですっぽりと覆う形で薫子の首を隠したと思われます。
- 浪風「屋敷で使用しているものは巖流の作品」
- 桜子「(富士山の壺)に触ると殺されるかもよ」
とあるように「巖流は自分の作品に触ることは許さない」と考えられ、絶好の隠し場所になりそうです。
さらに壺を入れ替えただけではばれる可能性があるので犯人は壺を破壊し、それをごまかすために部屋をむちゃくちゃに荒らしたと思います。
第7話は以上です。
←京都美人華道家第6話「双子の姉妹」 京都美人華道家第8話「終わらない惨劇」→
コメント
コメントはありません。