画像出典:「3年A組−今から皆さんは人質です−」公式サイト
- 3年A組−今から皆さんは人質です− 7話ネタバレ、感想
いよいよ物語の核心に迫り、フェイク動画をベルムズに依頼した教師は
- 武智大和(田辺誠一)
であると判明しました。
そして、第7話では柊と武智が直接対決をします。
目次
武智大和(田辺誠一)とは
- 3年B組担任
- 数学教師
「平成最後の熱血教師」として有名でワイドショウーバライティ番組の出演、本の出版など引っ張りだこです。
教師として
熱血教師と触れ込んでいますが、
- 涙は目ぐすり
- 生徒の避難の際はうろたえる
など虚勢を張っているようです。
事件後は
- マスコミを勝手に呼ぶ
- ワイドショーやテレビ出演を続ける
- 警察や保護者の対応は他の教師に丸投げ
- 事件そっちのけでお偉いさんと会食する
とかなり、というより楽しんでいる節もあり問題があります。
評価
- 生徒:痛いキャラ扱い
- 他の教師:目立つことばかり考えていて不満
→特に森崎瑞希 (堀田茜)はことあるごとにイライラしていた
と武智はとにかく目立ちたがり屋で空気の読めない人物です。
一方で有名なスポーツ大学の推薦を多く取っており
- 魚住華
- 瀬尾雄大
は信用しています。
実は…
出番は完全にギャグで一種の清涼剤?となっていました。
が、
ベルムズに景山のフェイク動画作成を依頼した真犯人と柊に告発されます。
宣戦布告
柊は武智に対して
- 「夜8時までに全てを自白しなければ、最も大切なものを奪う」
と宣戦布告をします。
証拠は?
柊は今までと違い明確な証拠を持っていないようです。
武智も
- 「ネットのリストは証拠にならない」
として、マスコミの力で世論に訴えていくようです。
正直、詰んでいそう
武智は自分が目立つことばかり考えており、事件に関してはネットの反応も含め把握していないようです。
これが命取りになりそうです。
ベルムズのリーダー正臣(栄信)はすでに拘束されており組織も崩壊状態ですが、武智は知らない可能性が高いです。
そもそもまだ、取調べ段階なのでマスコミやネットにも公表されていないでしょう。
すでに重要な証拠である顧客リストが見つかり(正確には柊がSDカードを持っていますが)、
喜志が全てを自白すれば武智も終わりでしょう。
柊VS武智 直接対決
はい、そんなに話が早く行く訳が無かったですね。
第7話ラストで柊と武智が直接対決をします。
決定的な証拠
「証拠が無い」としらを切る武智でしたが、柊は景山から全て聞いていたこと及び、動機を突きつけます。
が、
- 「死んだ景山のでっち上げで自分は言い寄られていた」
証拠が無いことをいいことに景山を侮辱した上で反論します。
さらに柊は「武智がベルムズにフェイク動画作成を依頼する電話音声」を突きつけますが、
それは盗聴したもので裁判の正式な証拠として認められないものでした。
勝ち誇る武智でしたが、
ネットに出回った景山が映っている動画に鏡越しの武智も映っていたことが解析されます。
柊に「あの日会っていて景山を死に追いやったのか?」と問い詰められると追い詰められた武智はそれは否定し
- 「武智は景山が死亡した日に会う約束をしていたが会えなかった」
- 「フェイク動画のことで脅されていた」
フェイク動画作成を依頼したことを口走ってしまいます。
そして、その様子はネットに全て流され武智は
- 「武智にとって最も大切なもの=名声」
を全て失います。
熱血教師の本性
動機
武智はスポーツで有名な大学と繋がっており、有望な生徒のスポーツ推薦を取ると報酬を受け取っていました。
しかし、生徒の実力に合わないかなり無理な推薦を取っていたため9割の生徒は付いていけずに退部し露頭に迷ってしまっていました。
それを知った景山は推薦を断り、さらに賄賂を渡そうとした武智を教育委員会に訴えようとしていました。
つまり、武智は逆恨みと腹いせで景山の選手生命を絶とうとしていました。
柊の怒り
- 「自分はあくまでチャンスを与えていただけで、ついていけないやつなど知ったこっちゃない」
と普段の言動とは打って変わって武智は冷酷に開き直ります。
- 「生徒はモノじゃない!」
- 「迷い間違えることもある。正しい道を示すのが教師の務めだ」
と特に瀬尾と魚住の気持ちを踏みにじっていた武智に対して柊は激怒します。
そして…..
末路
- 「教壇に立つ資格は無い」
と冷たく拳銃を向けます。
が、間一髪のところで警察が突入、武智は警察に連行されます。
こうして、地位と名声だけを求めていた男は無残にも散ったのでした。
最後のネタバレ
実は過去に柊の恋人、文香にも同じくフェイク動画を仕掛けていました。
そして、
- 柊は武智が景山と映っているフェイク動画を作りネットに拡散
- 「景山を亡き者にした」と武智はSNSで総バッシング
- 武智は全ての人間が自分を責めているように幻聴が聞こえる
という景山が味わった苦しみとまったく同じ目にあいます。
その後、教師達の説得を受け柊が最後に行っていたこと・主張に耳を傾け、その全てを見届けます。
最終的に全ての過ちを認め、文香に謝罪を行い償うことを決意するのでした。
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