2018年12月14日の放送、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の感想とまとめです。
今回は男女コンビとして一世を風靡した南海キャンディーズによる
- 自分と他人を比べてジェラシーで人生を迷走しないための授業
です。
特に嫉妬深い、山ちゃんが起こした失敗によりメンタル、及びコンビが崩壊するまでの経緯と今現在の相方しずちゃんへの思いが赤裸々に語られました。
画像引用:http://buzz-netnews.com/becky-0710
目次
南海キャンディーズとは
- 山里 亮太(やまさと りょうた、山ちゃん)
- 山崎 静代(やまさき しずよ、しずちゃん)
からなるお笑いコンビで結成からわずか2年でM1グランプリ(2004)で準優勝するなど輝かしい実績を持っています。
そんな彼らが陥ったしくじりとはなんだったのでしょうか?
しくじりのポイント
山ちゃん
- とにかく嫉妬深く、他人と比べたがる性格
なのが最大のポイントです。
それが自分の成長へのエネルギーとなればいいのですが、
山ちゃんの場合は他人への攻撃や足を引っ張ることに当てられてしまいます。
そして、それで自分を上に見せ安心感を得ていました。
また、お笑いに対してストイックで他人にも厳しく求めてしまうのも原因となります。
しずちゃん
一方、しずちゃんは
他人の考えを受け入れやすく、相手の言われるがままになりやすい性格
でした。
大ブレイク
- しずちゃんのキャラ付け
- 漫才のネタ
も山ちゃんが考え、結果、大当たりブレイクすることになります。
二人の性格とやり方がうまくマッチしたわけですが、徐々に崩れて行きます。
山ちゃんの嫉妬
ブレイク後はしずちゃんのほうがちやほやされ、
- シャンプーのCM
- おしゃれな旅番組のレギュラー
- 女優業
とお笑い以外の仕事が増えていきました。
一方、山ちゃんはお笑いの仕事は増えていきましたが、
- いじられキャラ
- じゃないほう芸人
など扱いは開く一方でした。
嫌がらせ開始
そして、しずちゃんへの嫉妬を爆発させ、
- トークを振らない
- ツッコミをしない
などの嫌がらせをし、コンビ仲は悪くなっていきます。
山ちゃんメンタル崩壊
そんなコンビ仲なので漫才もうまく行かず、山ちゃんは自信を失い、
- ストレスからくる過食
- 幻聴
などを引き起こし、ついには芸人引退を決意します。
(当然、しずちゃんへの言い出せずこの事実は番組出演の打ち合わせで知りました。)
ある先輩のはげまし
山ちゃんは一番お世話になっていた先輩である
- 千鳥の大悟
にの打ち明けました。
大悟は出演を依頼したライブで山ちゃんを立て、
自信を取り戻した山ちゃんは引退を撤回します。
そして、相方への思いは変化….
と思いきや…..
コンビ完全崩壊
しずちゃんへの嫉妬は消えておらず、
- 事前に台本をチェックして、しずちゃんのトークブロックを消す
- プライベートの旅行の出発時間を調べ、直前に
「遊ぶ時間はないはずです。行くならトークの100個は作るように」
とメールをし、旅行気分を台無しにする
など嫌がらせはエスカレートしていきます。
耐えかねたしずちゃんは
- 決まっていたコンビのドラマ出演で競演NGを出す
までにいたります。
それを知った山ちゃんは
- コンビの仕事をピンの仕事にする
等の反撃にでます。
泥沼化し、ついにはお互いに競演NGを出し、
コンビは完全崩壊、事実上の解散状態となります。
ピンでの活躍と思いの変化
山ちゃん
山ちゃんは
- 「スッキリ」での天の声(コーナーナレーター)
- 冠ラジオの放送
などお笑いの腕が再評価され、番組の中心的な位置を任されるようになります。
その中で
- 人の足を引っ張る事にエネルギーを費やしていた
と気づきます。
しずちゃん
しずちゃんは本気でボクシングに打ち込み、オリンピックを目指すようになります。
そして、
- 山ちゃんも自分と同じようにお笑いに対して本気で打ち込んでいた
と気づきます。
また、周囲からは解散を勧められていたのですが、
- 「山ちゃんが自分を拾ってくれたのだから自分からは解散はしない」と決めていた
と打ち明けるのでした。
コンビ復活
しずちゃんがボクシングを引退した後、山ちゃんに
- M1グランプリに出たい
と打ち明け、2人は再びお笑いで頂点を目指すことになります。
結果は2年連続、準決勝敗退、そして、出場資格を失ってしまいます。(M1は結成から15年までが出場できる)
本気で悔しがり、大泣きするしずちゃんのお笑いへの思いに対し山ちゃんは
- 結成15年目にして初の単独ライブ
を提案します。
見事成功し、お互いに心から漫才を楽しめるようになったのでした。
山ちゃんの思いは
5年ぶりの番組オファーに山ちゃんは全ての出来事と思いを語ることを決めます。
そして、最後に
- ごめんなさい
としずちゃんに謝罪し、同時に
- ありがとう
と感謝の言葉を述べ、授業は終了するのでした。
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