金田一37歳の事件簿京都美人華道家殺人事件第5話「第二の事件」のネタバレ・推理記事です。
あらすじ
仕事で京都の京極家に泊まりこんでいた金田一だったが双子の妹:京極桜子の自殺に遭遇し、違和感を覚えていた。
双子の姉:薫子との実際の仲を聞かされた金田一はますます不審がる。
薫子に不審な点が出る中、真犯人が第二の事件を起こそうとしていた…!!
目次
京都美人華道家第5話ネタバレ
監視カメラ
黒樹によると京極家の周りには玄関や窓にいたるまで監視カメラで屋敷全体を監視しており不審者が出入りすればわかるとのことです。
刑事も「もし不審者が映っていなければいよいよ自殺」とします。
枯山水の後始末は
巖流により屋敷の者全員と金田一・まりんは集められ、「桜子のリベンジポルノについて口外しないよう」釘を刺されます。
そして、
- 辻森・波風:自分に画像を見せてきたため特に強く念押し
- 六波羅:桜子の密葬の手配
- 黒樹と一乗寺:枯山水の手入れ
を指示します。
が、薫子が「私たちは枯山水が大好きで思い出と一緒に弔いの気持ちを込めて手入れをしたい」と申しで、巖流も「昔は2人で行っていたからいいだろう」と許可を出します。
桜子のリベンジポルノについて
薫子はすでに縁談相手に桜子のリベンジポルノの詫びを入れていました。
金田一が詳しく尋ねると
- 3日前にこのことは桜子本人にも直接話した
- 桜子は画像が流れているこのも知っていた
- 別れ際に「自分の人生は終わり。バイバイお姉ちゃん」と寂しそうにしていた
と語ります。
ですが、
昼食時の波風は
- 「物心付いたころから二人の関係は冷え切っており互いに無関心」
- 「客前では当たり障りの無い会話はするが、深い話はしないだろう」
と語ります。
とここにきて2つも薫子に不審な点が出て来ました。
第二の事件!!
そんな中、薫子は何者かに倉庫へ呼び出されます。
会話の内容は分かりませんが、それを聞いたとたん薫子は普段の淑やかな表情から一変し近くにあった鉈で切りかかろうとします。
阻止されるもその人物の右の二の腕に噛み付きます。
しかし、薫子は背負われる形で首を紐で締め上げられ命を落としてしまいます。
そして、薫子の遺体を運ぶ人物の手には先ほどの鉈が握られていたのでした…..。
京都美人華道家第5話の注目ポイント
京極薫子の2つの不審な点
と薫子が第二の犠牲者となってしまいましたが、
- 枯山水の手入れを申し出る
- 姉妹仲が冷え切っていたのに重要な話をしていた
の2点が不自然です。
特に前者は他人に枯山水に入って欲しくないようです。
真犯人の不審な点
2人目ですね。#BoxFresh_agitadashi #BoxFresh https://t.co/QORv8jygSG
— 樹林伸(小説・東京ワイン会ピープル発売中) (@agitadashi) 2019年3月31日
前々から予告されていたように薫子には鉈による血なまぐさい残酷な死に様が待っているようです。
が、
- 桜子は自殺に見せかけた
- 薫子を背負われる形で締め上げた
→絶命時「ガクッ」と首が垂れ下がったように首吊りと同様の痕跡となる
→「桜子の後追い」という絶好の理由もある
のに今後自殺ではなく殺人と分かるようにする意味が無いでしょう。
京都美人華道家第5話時点での推理
薫子と真犯人の行動を元に推理します。
事件の構造
- 桜子を殺害したのは薫子で、その薫子を真犯人が殺害した
という金田一シリーズでもありそうでなかった「共犯ではない別々の人物が事件を起こした」という構造になるのかもしれません。
- 薫子はニュース画像を事前に録画し自らリベンジポルノを作成しばら撒く
→桜子の自殺の動機を作る - 桜子殺害し、枯山水の足跡トリックで自殺に見せかける
- 真犯人に殺害される
といった流れです。
もう1つの可能性
あるいは桜子が薫子の人生全てを乗っ取るために入れ替わって薫子を殺害した可能性もあります。
足跡トリック
薫子(桜子)を犯人とした場合、「遺体を運んだ後、戻るときは後ろ向きにその足跡をたどった」というシンプルなトリックかもしれません。
双子なら足跡も同じようになるでしょう。
足跡は2重につけられ不自然になるので他人にはみられたくないので修正を申し出たと考えられます。
証拠は?
神(読者)の視点ですが薫子に噛まれ歯型が付いたことが証拠となりそうで、上着を脱ぐのが自然な状況なのに脱がない人物がいれば確定でしょう。
さらに桜子が入れ替わっていた証拠にもなるかもしれません。
まとめ
- 桜子(薫子)を殺害したのは薫子(桜子)
- リベンジポルノと足跡は双子であることを利用した
- その後、真犯人が薫子(桜子)を殺害した
以上が現状での推理です。
←京都美人華道家第4話「足跡」 京都美人華道家第6話「双子の姉妹」→
コメント
コメントはありません。