ドクターストーン第二章で始まった携帯電話作りもいよいよ大詰めです。
最後は携帯電話の出力部分である
- マイク
- イヤホン
の作成だけです。
千空はマイクとイヤホンをワインから作ろうとしていますが、本当に可能なのでしょうか?
マイクとイヤホンの役割
千空が行った説明に照らし合わせると
- マイク:振動版に声をあてる→それに合わせて微妙な電気が流れる
- イヤホン:電気のテンポに合わせて振動版が振るえ、音が出る
部分となります。
ワイン
ワイン第2話で千空と大樹が始めて作ったものです。
アルコール以外を飛ば(蒸留)し、硝酸と混ぜることで
を作っていました。
酒石
第二章でワインを作った際に蓋の裏に残った粒のが
- 酒石
と呼ばれるものです。
年代物のワインだと不純物が結晶化し、残ったワインはより美味しくなります。
千空はこれに焼いた海草を混ぜて
- マイク
- イヤホン
にしていました。
どういうこと?
酒石に炭酸ナトリウム(焼いた海草)を混ぜると
- ロッシェル塩
という物質になります。
ロッシェル塩
ロッシェル塩は圧力を加えると電圧を発生させる性質があり、
- 音響振動を電気信号に変換すること(逆も可能)
ができます。
この性質とそれを伝えるプラスチックのメガホンを用いて
- マイク
- イヤホン(スピーカー)
となるわけです。
実際に、潜水艦のソナーの部品として使用されたこともあります。
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