「金田一37歳の事件簿」、「京都美人華道編」第2話のネタバレ・推理記事です。
あらすじ
- 金田一
- 葉山まりん
は仕事として華道・赤池流家元「京極家」に泊まりこみ、古典生け花の基本的な理を習う。
家元・美人双子姉妹・兄弟弟子・使用人などの容疑者が出揃う中、
双子姉妹の闇、そして、残酷な殺意が迫っていた。
容疑者
赤池流家元「京極家」の関係者のみの登場で、
弟子や使用人たちは全員屋敷に住み込みで働いています。
京極桜子(きょうごく さくらこ)
- フラワーアーティスト
- 25歳
薫子の双子の妹で、美人だが派手な服装かつ言葉遣いもフランクな女性です。
茶髪なのはウィッグで本来は黒髪で薫子と同程度の長さと思われます。
今は赤池流とは関係ないですが、英語ができるため今回の企画に同席していますが打ち合わせが終わったとたん遊びに行ってしまいます。
そして、何か闇を抱えている様子です。
京極薫子(きょうごく かおるこ)
- 華道家
- 25歳
桜子の双子の妹で和装が似合う美人です。
姉妹仲は悪くなさそうですが自由奔放な桜子に頭を抱えている様子です。
そして、何か大切な話が進んでいるようです。
京極雁流(きょうごく がんりゅう)
- 赤池流宗家(家元)
- 50歳
頑固で気難しい人物で第2話でも金田一達に怒鳴り散らしていました。
今回姉妹の実父では無く叔父であることが判明しました。
2人の実父である先代が亡くなった後と家元を継いだようです。
京極鶴羽(きょうごく つるは)
- 双子姉妹の母親
- 46歳
奥ゆかしいくもどこかに色気のある和服美人です。
一乗寺錦(いちじょうじ にしき)
- 兄弟子
- 27歳
髪は金髪ですが印象のいい好青年です。
黒樹左京(くろき さきょう)
- 弟弟子
- 23歳
黒髪で細い流し目が特徴のイケメンです。
六波羅護(ろくはら まもる)
- 番頭
- 65歳
番頭をしている壮年の男性です。
辻森遥(つじもり はるか)
- 板前
- 30歳
板前の男性で、急遽にもかかわらず金田一達に本格的な懐石弁当を振舞っていました。
浪風千紘(なみかぜ ちひろ)
- 仲居
- 37歳
若く見える美人だがどこか影とトゲのある性格をしていて、後述の双子姉妹の闇を口走っていました。
そして、第1回容疑者になれる権利で登場した人物となります。
その他
京極清流(故人)
- 先代家元
双子姉妹の父親です。
かつては大勢の弟子がいましたが清流の死後に激減、現在は錦と左京の2人だけになってしまいました。
あんな男
第1話で姉妹が話題にしていましたが、登場はしなかった様子です。(詳しくは後述)
古典生け花の基本的な理
金田一達は薫子と雁流から古典生け花の基本的な理を習います。
- 真(しん):永遠を表す
最も高い枝で、奥のほうに配置する - 副(そえ):瞬間を表す
真に添える枝で、長さは真の3分の2程度
- 体(たい):作品の中心
中心に位置する枝で長さは真の半分(2分の1)程度
これらの枝を
- 不等辺三角形
になるように配置します。
この理はこの世の真理である
- 天
- 地
- 人
を表しているようです。
枯山水の庭園
同じくこの理を表しているのが
- 枯山水の庭園
で屋敷にあります。
錦と左京の弟子二人が2週間ごとに交代で手入れをし、
猫の足跡や枯れ葉も無い綺麗な状態を保っています。
双子姉妹の闇!?
金田一とまりんは宿を取り忘れ、鶴羽のご好意で京極家の離れに泊り込むことになります。
- 第1話以上のまりんのサービスカット(もちろん金田一の妄想)
をはさんだ後、
- 仲居:千紘
から双子姉妹の闇を示唆されます。
薫子
大事な話が進んでいる最中とのことです。
おそらくは縁談と思われ、第1話での姉妹の会話
- 桜子「そういえば今日は生け花体験の日でしょ?薫子も大変よねー!あんな男を立ててやらなきゃなんないんだから」
- 薫子「桜子!そんな事言うものじゃないわ」
から察するに薫子は望んでいない政略結婚のようです。
桜子
薫子の大切な時期になにかやらかしたようで、
- リベンジポルノ
トラブルがあった相手への報復として性的な画像等を公開(ネット等も含む)すること
が関係するようです。
忍び寄る残酷な殺意
その夜、帰宅し枯山水を眺めている
- 桜子
に黒い人物が迫ります。
まだ薬で眠らせて拉致するようですが犠牲者となるのでしょう。
現時点での推理・展開予想
襲われそうな人物は誰?
ミステリーで双子と言えば入れ替えトリックが定石です。
よって、襲われたのは桜子の格好をした薫子の可能性もあります。
枯山水の庭園
枯山水の庭園で遺体が発見され、一切の足跡が付いていないという展開もありそうです。
残酷な見立て?
- 3つの古典生け花の基本的な理 = 犠牲者は3名
かつ
- それぞれの犠牲者の体を花の長さに合わせられる
という残酷な見立てが起きるかもしれません。
第2話は以上です。
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