ドクターストーン第二章では千空の「科学王国」と司の「司帝国」との戦いが繰り広げられています。
そんな中、クロムが捕まり牢屋に閉じ込められてしまいます。
さらに司が自分を囮にして千空を罠に掛けようとしていると知ったクロムは科学知識を用いて脱獄を図ります。
目次
状況整理
- 司帝国に携帯電話を運んだクロムはマグマを逃がすために捕まってしまう
- クロムがいるのは見通しがよく、発見されやすい高台の洞窟
- 牢の格子は竹や縄でできているがクロムの力では破壊できない
- 陽を始めとした看守が見張っており、長く時間は掛けられない
そして、司は千空が蒸気機関を用いた特攻を読み牢屋の前に落とし穴などの罠を仕掛けていました。
つまり、助けを待つだけでは千空がやられてしまう可能性が高いのでクロムは科学を用いた自力脱出を試みます。
脱獄の準備
物資集め
トイレに行くことを名目にクロムは脱獄に使えそうなものを集めます。
そして、木の枝や枯れた植物を集めます。
何故かあった電池
そして、何故かクロムの牢屋には取上げられた
- 電池
がありました。
いったい誰が届けたのでしょうか?
クロムの脱獄大作戦
作戦1 燃やしちゃえ
集めた木の枝で火を起こそうとしますが、しっかりとした道具ではないので失敗します。
作戦2 電池で燃やしちゃえ
次にクロムは電池を爆発させようとしますが、匂いや火の光で陽たちに気づかれます。
幸い、陽たちには集めた木の枝で火を起こそうとしたと捉えられ電池はバレずにすみました。
作戦3 溶かしちゃえ
クロムは千空が海水を電気分解することで「なんでも溶かす薬品」を作っていたことを思い出します。
そして、自分の汗を溜め、電気分解することで
- 漂白剤に似たアルカリ性の薬品
を作り出します。
そして、格子の縄を溶かすことで緩め、破壊することに成功します。
偶然にも同時期に千空が同じ方法で紙を制作していました。
逃げろクロム
牢屋を破壊したクロムは
- 牢屋に熊が出たと嘘を付き、わずかでも時間を稼ぐ
- 罠は棒高跳びの要領で越える
- 敵の罠を逆利用する
モヒカン達は陽に罠を壊し殴られた経験から躊躇していた
などし逃げて行きますが陽に追いつかれてしまいます。
武力では陽に適わないクロムでしたが、
- 吐血し肺炎だと伝えて陽を怯ませる
医療の無い「ストーンワールド」では非常に危険な感染病
- その隙に金的攻撃を食らわせる
などをし乗り切り、無事に自力で千空の陣に帰還します。
全ては経験値
実は肺炎は嘘で血は「枯れたシソ」と「カタバミ」を噛み潰し、赤化させたシソを水に混ぜた赤い水(梅干の漬け汁)でした。
- 電気分解:千空の見よう見まね
- ハッタリと嘘:ゲンが普段行っていることのまね
- 棒高跳び:クロムが素材集めのために行っていた
- 敵の罠を逆利用:以前、羽京に同じように煙幕を利用され追い詰められた
- 怯ました後の金的攻撃:御前試合でマグマに対して行った攻撃
- 赤い水:科学使いとしてなんでも試していた
と経験をうまく活かして脱獄を成功させたのでした。
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