「金田一37歳の事件簿」、「タワマンマダム編」第10話のネタバレ・推理記事です。
あらすじ
金田一に全ての謎を見破られた
- 犯人:タワマンマダム三人衆
はそれぞれ動機を語りだす。
タワマンマダム達の憎悪が渦巻く事件はこれにて完結し、真壁は金田一を飲みに誘うのだった。
動機
- 姉小路牧子
- 九条美音子
- 園森紗英
3人とも
- 美咲雛
に人生をむちゃくちゃにされていました。
一方、美咲のほうは何1つ悪びれる様子は無く横暴なままだったようです。
加えて、心の支えになっていた
- 竹腰裕也
も美咲と関係を持っていたことで爆発してしまいました。
あまりにも
- ドロドロ
としたタワマンマダム達に竹腰先生も
- ガタガタ
と震えていましたね。
そして、最後は「計画を持ち掛けた」と主犯となろうとする姉小路に他の2人が
- 「ダメだよ!そんなの!みんなでやったことじゃない!!」
と告げ、3人は連行されます。
トリック
近代的でセキュリティの厳しいタワーマンションが舞台のトリックとなりました。
また、犯人たちもその近代的で情報超過の監視社会に足元をすくわれる結果となりました。
エピローグ
- 金田一「タワマンか….憧れのお城みたいに見えるけど やっぱすんでる人間が抱えているものはそー変わるもんじゃないんだなー」
- 竹腰「砂の城……..ですね…..」
せーの、
あんたが言うなや
最後は真壁が金田一を(高級な店ではなく)赤提灯の店に誘い、金田一も応じる場面で「タワマンマダム」編は完結します。
学生時代とは違い、大人びた雰囲気を出す真壁先輩がかっこいいですね。
残念な点
忖度無しで言います。
話数
まず、長い。
全10話と
- 犯人があらかじめわかっている事件
金田一のこの手の事件はギャグも多め - 被害者が1人
ではかなり長いです。
加えて「イブニング」は隔週の雑誌なので年をまたぎ、五ヶ月も連載されていました。
竹腰先生の扱い
動機の1つでもあった竹腰先生ですが、扱いが雑のように感じました。
- 竹腰先生を犯人に仕立てる
→そもそもがミスのごまかしスタートだったので穴だらけ - オリンポス化はしなかった
→「戦争や争いの神」と人間関係を引っ掻き回す役回りはできそうだった
と正直、竹腰がいなくとも成立はできそうでした。
上記の長いことも含め、
- 全8話(2018年内)
せめて
- 全9話(コミックス第3巻に収まる)
にはまとめて欲しかったところです。
次回シリーズ予告
第3シリーズのタイトル
- 京都美人華道家
が発表されました。
- 原作者:樹林伸先生(天樹征丸は別名義)のTwitter
ではやくも次回シリーズの予告がされ、
金田一初期に見られたおどろおどろしく、かなり残酷で複雑な事件になるようです。
また、真相当てクイズも久々に開催されます。
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