ドクターストーン初の小説版
- Dr. STONE 星の夢、地の歌
原作:稲垣 理一郎 作画:Boichi 著者:森本 市夫
が発売となりました。
- 第1章:落ちこぼれ科学部 宇宙にゆく
では文明崩壊前の千空達の日常生活が描かれます。
千空の科学部乗っ取りとロケット開発が描かれる第1章のネタバレ・感想をお届けします。
目次
時系列
本編の万能薬作りに向けて、ガラスの制作をしているころ
- クロム
- コハク
- スイカ
に千空が文明崩壊前生活として語り、回想しています。
用語解説
広末高校
千空達が通っていた高校で、おそらく専門学科はない一般的な高校と思われます。
生徒の学力はピンからキリまでといった感じです。
科学部
広末高校の科学部ですが、実験などは行っておらず部員たちは
- ゲーム
- 週刊少年ジャンプ
- スクラッチくじ
など好き勝手に行動しています。
と科学部は名ばかりで
勉強等からドロップアウトした生徒(=落ちこぼれ)のたまり場となっていました。
タバコ等の不良行為はしていませんが、文字通り「学校ではなにもしておらず」顧問も諦めている状態です。
ロケット打ち上げのローカルニュース
本編の回想シーンで
- 千空
- 大樹
- 杠
の3人が中学時代に打ち上げていた手作りロケットで一部では話題になっていました。
しかし、宇宙というには高度が足りていなかったので千空はこの結果に満足していませんでした。
主な登場人物
千空、大樹、杠
- 千空:ご存知主人公、広末高校の入試で過去最高得点を取り、新入生挨拶をするとこになります。
が、真面目で堅苦しい挨拶等どうでもよく
「宇宙に行く」
と破天荒な宣言し全校生徒の注目の的となります。 - 大樹:千空とは小学生時代からの幼馴染で、並外れた体力の持ち主です。
科学部に行こうとする千空の様子を見に来ます。 - 杠:ヒロイン、千空とは中学からの付き合いです。
手芸部に所属する手先が超絶器用な人物です。
不良のたまり場と噂されていた科学部に行く千空を心配し、大樹に様子を見るように頼んでいました。
花岡山太
広末高校の新入生で黒髪に眼鏡といかにも真面目な優等生タイプの学生です。
千空ほどではありませんが科学に関する知識は豊富です。
科学部に入部しようとして、千空と出会うことになります。
基本的には部員や千空に対する突っ込み役をしています。
小園部長
3年生で科学部の部長です。
科学部には似つかわしくない岩石のような大柄の体格が特徴的です。
普段は科学部に持ち込んだ大きなイスに鎮座し、ドローンを飛ばして構内の様子を観察しています。
「落ちこぼれ」と言われている部員達をまとめ上げています。
先輩達
科学部にいる2、3年生たちです。
そのほとんどは
- 勉強
- 元の部活
などの学園生活で居場所をなくし、科学部に流れ着いていました。
その中でも千空は
- ギターが得意なナイス先輩
に仕組みや弦の細かい長さ等を教わります。
千空の科学部乗っ取り作戦
科学部に乗り込んだ千空はロケットを作るマンパワーを必要とし、
- 「科学部の乗っ取り」
を宣言します。
- クエン酸を使った炭酸水
- カルメ焼き
- バレ無いカンニングの方法
→部員達に意見を出させ、議論させる
などし徐々に引き付けていきます。
ロケットの打ち上げ
中学時代のリベンジとしてより本格的なロケット開発に取り掛かります。
科学知識や
- 科学部
- 大樹
- 杠
も巻き込んで宇宙を目指すことになります。
感想
第1章では本編ではあまり語られていない文明崩壊前の日常を描いています。
本編同様千空は科学を駆使して、生徒達を惹きつけ目標に向かって一直線で進んでいきます。
- 科学知識を持った花岡
- 部員達の拠りどころになりまとめあげていた小園部長
もいいキャラをしていたのでいずれ本編に出てきて欲しいです。
第2章の内容と感想
- 第2章:コショウはなくても歌は歌える
では千空の話で音楽に興味を持ったクロム・コハク・スイカが手作りの楽器でバンドを結成します。
さらに宴の食事を得るために千空は科学で釣りに挑戦します。
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