ドクターストーン第二章では司帝国と戦う準備のため携帯電話を作っていきます。
そして、心臓部分で最大の難関
- タングステンフィラメント
の制作が必要となります。
今回の記事ではタングステンフィラメントの作り方やできるまでをまとめました。
フィラメントとは
真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する、細い線のことです。
音の電気を膨らませる真空管の中にあるため
- 携帯電話の心臓部分
と言えるほど重要な役割を果たします。
挫折…
が、非常に高温を発生させるため電球のフィラメント(竹の繊維)では燃え尽きていまします。
そして、「ストーンワールド」ではそんな高熱に耐えられる金属は存在しないため千空もお手上げで始めての挫折をしてしまいます。
起死回生
そんな中、新年を迎えた石神村では初詣が行われ、スイカが持っていた石が青白く光ります。
実はこれは
- 原子番号74:タングステン
と呼ばれる最も解けにくい、つまり、最も熱に強い金属でした。(3400度まで耐える)
さっそく、電球を持って
- 千空
- クロム
- マグマ
の三人は洞窟へタングステン採掘へ向かいます。
タングステンフィラメントの作り方
加熱装置
無事、タングステンの原石を手に入れた千空達はタングステンフィラメントの作成に取り掛かります。
タングステンを加熱するにはガラスの容器に入れ、ガラスの容器を溶かさずにピンポイントで熱する装置が必要となります。
千空はその装置の作成をすでにゼロからでも作り出せると踏んだクロムとカセキに託します。
そして、2人は
などの今までの作ったものを総動員して完成させます。
タングステン粉
- タングステンの元になる灰重石(シーライト)を水酸化ナトリウムで煮る
- それを貝・塩酸・アンモニアで結晶にする
- さらに焼いてハチミツと混ぜる
など千空おなじみの
- 「早口科学言葉」(勝手に名づける)
で説明していきます。(作中では省略されていますが、実際はかなり大変な作業が必要なようです。)
出来上がった粉をマグマが圧倒的なパワー押し出すことで
- タングステン粉
が完成します。
これをクロムの加熱装置で焼結させれば、
- タングステンフィラメント
の完成です。
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