「金田一37歳の事件簿」、「タワマンマダム編」第6話のネタバレ・推理記事です。
あらすじ
- 犯人のタワマンマダム三人衆
は
- 美咲雛を亡き者にしたこと
を
- 自分達を裏切った竹腰裕也
に疑いを掛け、竹腰は連行されかける。
しかし、金田一は不自然さを見破り、「犯人は別にいる可能性」を指摘するのだった。
目次
竹腰の色事事情
- 監視カメラに美咲の自宅がある最上階に行った様子が映っていたこと
- 九条に「SNS」の受信を受け席を外し、美咲の落下後に戻ってきたこと
を指摘された竹腰は
- 美咲の娘のIDキーを渡されていたこと
- 美咲と不倫関係にあったこと
を認めました。
ちなみに生徒との色事はご法度(会社にばれたらクビ)で
美咲のほうから強引に誘われ、関係が始まったとのことです。
そして、竹腰は連行されそうになりますが…..
金田一の本領発揮
美咲の鍵の不自然さ
金田一は
- 「美咲の部屋には鍵がかかっていたのに、部屋の中にあった竹腰のジャケットにあるのは不自然」
と指摘します。
そして、
- 合鍵は作れるがドイツ製で一ヶ月はかかる
- 合鍵を作れば管理室に連絡が入ること
- 5つの鍵の所在が全て判明し、鍵を掛けるのは不可能
だったことが発覚します。
もっとも、
- 九条が鍵を掛け、その鍵を持ったままだった
- 園森がクローゼットに隠そうとしている時に金田一に見つかり、とっさに竹腰のジャケットに入れてしまった
ことをごまかすために行ったことなので初めから穴だらけだったのですが。
美咲の様子と遺書の不自然さ
姉小路のSNSに送られてきた美咲の遺書には
- 「夫の浮気に耐えかねて」
とありましたが、
- 自分から若い男と不倫をする
- パーティを張り切り、前日もいろいろ指示を飛ばす
- 竹腰も桃香も美咲はいつもどおりだったと指摘
などから金田一は
- 「自ら命を絶ったのは不自然で遺書も別の犯人が送った」
という可能性を指摘します。
事件整理
いよいよ金田一の反撃が開始されそうなので事件の全体を整理します。
トリック
- 九条が美咲に変装して監視カメラに映る
- その後、スーツ姿の男性に再度変装した九条はキャリーケースに美咲の服を隠し、1階に降りる
- 園森と合流し、4つに偽装した巨大なダンボールにはいってパーティ会場に戻る
のがメイントリックと思われます。
この男性が38階に行く様子が監視カメラになければ確定です。
九条と姉小路の証拠
美咲の服にはシャンパンの香りがあり、これは第2話で金田一が二人に掛けてしまったの移ったものでしょう。
三人は美咲に会っていないのだから香りが移るわけがなく、移るのは美咲を投げ落とした時だけです。
園森の証拠
九条が美咲に変装する際、首もとの不自然さを隠すために園森がスカーフを貸します。
- 本物の美咲が会場に行く時には映っていない
- 九条の変装には映っている
そして、
- (美咲より先に)三人が会場に行く際に園森のバックに巻かれている
のが映っています。
同じく、三人は美咲に会っていないのだから美咲にスカーフを渡せるわけありません。
残る謎
洗面所に行かれたくない理由
金田一が二人にシャンパンを掛けた際に始めは怒りましたが、洗面所からタオルを取りに行こうとすると態度を急変させ許しました。
美咲の監禁場所は「立ち入り禁止」の応接間の奥の倉庫だったので行かれても問題はなかったはずですが…
(「立ち入り禁止」の場所を覗こうとした金田一に園森は「トイレは別」と言っていましたし。)
姉小路の発言
会場に戻った後姉小路は
- 「ここは(事件と)関係ないはず..」
と言っていました。
- 自ら命を絶った
- 竹腰が犯人
のいずれにせよ会場は関係はないのだから不自然ではないはずです。(実際の犯行現場はすぐ横なので近づいて欲しくないのですが)
しかし、金田一は「……」と不自然さを感じています。
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